勇者と賢者の相性
勇者と賢者
勇者にとって大切なのはチームであり、周りと上手くやることです。賢者にとってもそれは同じで、周りとのかかわり方がとても大切になります。そして、勇者は自分に注目しており、自分の活躍が大切です。賢者にとってもそれは同じで、自分が一番大切で、自分至上主義です。それでは、何が違うのか。それは、言葉の選び方と言えるでしょう。勇者は裏表などなく、言っていることがそのまま気持ちの場合が多いですが、賢者は裏表はそこまでありませんが、言っていることがそのまま気持ちということはあり得ません。相手に合わせ、上手に立ち回ります。時に心にもないことを言って相手を喜ばせるリップサービスもするでしょう。相手に気付かせるような棘のあることも言います。他人を悪い気持ちにさせず、言葉巧みに良い方向へもっていくのが上手なのです。とても似ているようで、まったく違う勇者と賢者ですが、勇者の素直さが時に賢者の心に刺さり、大きな協力体制となることがあるでしょう。賢者を味方につけたらとても心強いです。賢者と接するなら素直さが大切になります。自分を着飾るよりも素の自分を出してみましょう。
勇者 直 と 賢者 魅
賢者 魅の天性の魅力に圧倒されることもある関係
お互いによくしゃべり、話は尽きることのない関係性です。賢者 魅の人の懐に潜り込むのが上手な会話術や甘え上手な振る舞いに賢者 魅をかわいいと感じる勇者 直も多いでしょう。それでいて、賢者 魅の目標に対するひたむきさやアプローチを感心しながら見ることもあるでしょう。ですが、同じチームとして行動するとなると、自分至上主義な賢者 魅を上手く扱えないと感じるかもしれません。確かに能力は高く、協調性も高いのですが、どうしても何をしても賢者 魅が主役のように周りに見えてしまうでしょう。それでも構わないのですが、手柄を持っていかれるのは面白くありません。自分が助けてもらうというより、賢者 魅に上手く扱われていると感じると、何とも言えない違和感を感じるでしょう。賢者 魅を助けてあげる感覚の方が上手くいく関係です。
勇者 直 と 賢者 巧
スピード感が違う、ちぐはぐな関係
勇者はみんなでよくなっていきたいと、様々な案を出し、数を達成させようとしますが、とてもマイペースで職人気質な賢者 巧が歩幅を合わせてはくれません。スピード感が全く違うので一緒にいるとイライラしてしまうかもしれません。賢者 巧は無意識の感覚で、人にかわいがられようとする癖があり、これまでもかわいがられてきています。わがままな振る舞いや、どこか他人事の態度は勇者 直としては、もっとしっかりしてほしいと感じるところになるでしょう。ですが、賢者 巧にとって勇者 直は頼りになる大きな存在です。できれば構ってほしいし、色々と指示をしてほしいと感じています。勇者 直には素直についていく子供のように言うことを聞くでしょう。ですが、マイペースは崩したくないし、無理をして自分らしさを失いたくないので、完璧に遂行するとか、スピード感を持ってガツガツやるという感覚は持ち合わせていないでしょう。
勇者 粋 と 賢者 魅
正反対の気質で混ざり合うことはあまりない
言葉で説得したり、多くを説明することが苦手な勇者 粋と言葉巧みに相手を魅了していく賢者 魅は正反対と言ってもいいくらいです。真面目でじっくり物事に向き合い、順序良く物事を進めたい勇者 粋と面倒くさいことは省いたり、周りに上手く頼んで進めていく器用さも正反対です。そんなお互いの関係は悪いとは言えません。お互いにもっとこうすればいいのにと思っていたとしても、それを声に出して伝えることはないでしょう。お互いの領域をおかすことなく過ごせるいい距離感でしょう。必要以上に近寄り、賢者 魅がもっと簡単に考えたら?なんてアドバイスをすれば、関係は冷え切ってしまうかもしれません。ですが、賢者 魅が関係を悪化させることをわざわざ言うほど子供だったらの話です。
勇者 粋 と 賢者 巧
憧れるけど共感は出来ず、ただ振り回される
勇者 粋は社交的で、周りに合わせることも得意なことの一つですが、賢者 巧は社交的ではあるものの、自分を変えることはなく、独特の空気を醸し出しています。その独特の空気に勇者 粋は憧れたりもします。自分から合わせに行かない生き方が羨ましくなることもあるでしょう。ですが、周りと合わせること、常識的なところから外れないことは勇者 粋の本幹にあるものなので、変えることは出来ないでしょう。つまり合わせることが難しいということになり、賢者 巧といるとなんとなく居心地が悪く感じるでしょう。賢者 巧は勇者 粋の落ち着いた行動や面倒見の良いところが好きですし、わがままを聞いてくれたりするので、ついつい振り回してしまう相手になります。