干支は行動のエネルギー

目次

干支で説明する各タイプの行動エネルギー

じゅうの診断では

勇者(直/粋)・魔法使(熱/尽)・戦士 (閃/勝)・武道家 (貫/技)・賢者 (魅/巧)・忍者 (純/策)

6タイプ 12種類に分けています。すべてのタイプは60種類になりますが、これは干支の六十干支というものをもとにしています。

六十干支とは干支です。干支の動物の特徴とじゅうの診断のタイプの特徴がリンクしていて面白いので、干支の物語と動物の特徴を交えながら説明したいと思います。

干支が司っているのは、行動パターンです。知らず知らずに自分がしている行動が干支の動物に似ているかもと思うとなんだかおもしろいですよね。

自分が生まれた年の干支が影響しています。自分はどのタイプが知りたい方はサイトのトップページから調べることができます。

勇者 直 (干支 子)

生まれ日がの人は、勇者 直になります。

子の行動エネルギーは、

家族や仲間のために行動する

干支を決定する物語。干支を決定するときに、神様に1月1日の朝に新年のあいさつにくるように。その順番でその年のリーダーを決める。と言われることから始まります。

子は、丑の背中に隠れて丑が到着するときに飛び出して一位になったのは有名な話です。そして、猫が干支に登場しないのも子が猫に1月2日の朝だと嘘をついたからという逸話もあります。干支を決定する大事なレースにおいて、子は他の動物とは一味違う行動を見せたとされていますね。

その行動はというと 

素早く直進的

とても直進的な行動エネルギーの持ち主です。ネズミは穴の中や物に沿って進む習性があるそうで、その道に直進するように進む真っ直ぐさを持ています。目の前に課題が現れれば、すぐさまそれに取り組みます。ですが、一度真っ直ぐ進むと、後ろのことを忘れてしまうので、さっきまで取り組んでいたことを忘れてしまうようです。

・仲間意識が強い

子だくさんでも知られるネズミは、仲間意識が高く、周りのため家族のためと考えて行動することを第一としており、母性が強い方がとても多いのです。仲間がいるからこそ力を発揮できるし、みんなで取り組むから安心できることもあるようです。

・一番にこだわる

ネズミが一番にこだわるのは干支の物語でも分かると思います。本人は地道に努力できる人ですが、周りと協力するとさらに力を発揮することができます。一番にこだわるからこそ、リーダーとしての資質を兼ね備えていますし、目標に対する純真さは一番にこだわるからこそ発揮されます。一番のこだわりのせいで、干支のレースのように周りを利用するようなこともあるようです。

・手柄を自分のものにする

体は小さくてもリーダーとなる器を持ち、周りを引っ張っていきます。ですが、干支の物語よろしく、人の手柄を自分の手柄にしてしまうこともあります。リーダーとして周りを引っ張りつつ、一番であるために手段を択ばないことがあるのが、他のメンバーを驚かせることになったりします。

・かっこ悪くなりたくない

かっこ悪いことはしたくありませんので、スター的な役割を自分がして、下積みを人に任せたりします。これでは、いいとこ取りだと思われても仕方がないでしょう。

・真面目なリーダー気質

普段の勤勉な行動や知識に対する貪欲さ、そして、リーダーとして振舞う姿に周りが自然とついていってしまう不思議な魅力の持ち主です。堂々と振舞う姿は、それができない人にとって見れば羨望の対象です。みんなが嫌がるリーダーを席に座り、周りのために動くことができますが、じつは責任を取るのは苦手です。大きな責任を感じると急にしり込みしてしまうのは、ネズミが他の動物よりも小さな体のせいかもしれませんね。

勇者 粋 (干支 丑)

生まれ日がの方は、勇者 粋になります。

丑の行動エネルギーは

常識やルールを重んじて正しく行動する

干支を決めるレースで一番に準備を始め、一番に出発して、夜明けとともに到着したのが丑です。その話からも根っからの真面目さがにじみ出ていますね。ゴールの直前で自分の背中に乗っていた子に一番を取られてしまいますが、子と揉めたと記述している話は不思議なほどありません。むしろ、先にリーダーをやってくれる人がいて、参考になると思ったかもしれませんね。丑にとって子は一番相性の良い相手です。あまり目立つことが好きではなく、動きも早くない丑からしてみれば、素早い動きで目立つことが好きな人のサポートをしているほうが気楽なのかもしれません。

丑の行動エネルギーは

・慎重で遅い

牛歩戦術という言葉があるように、丑の動きは遅いと揶揄される代表ですね。行動エネルギーとしても決して早いとは言えません。真面目で慎重ですので、何事も準備をして、しっかりとした歩みで進めていきます。

・常識、ルールを重んじる

大事にしているのは、それがしっかりとした土台の元にあるかということ。周りの評価なども大事なポイントです。家族や仲間が悲しむようなことは絶対にしたくないので、周りの人の気持ちもしっかりと大事しながら行動します。

・何事も準備をする

先の先まで想像して進まなければなりません。根からのいい人気質なので、周りが喜ぶことも想定して一生懸命準備します。逆に予想外のことが起きてしまった時、固まってしまいます。それがないように心の中でもあれこれ考えてしまい、行動が遅くなってしまうのかもしれません。

・正しいことを正しくしたい

ちゃんとルールがあるなら、それに則って進めたいし、正しいことを正しくすることが大切だと思っています。ですので、正しくないことに対して大変厳しい対応をすることもあります。丑は力が強く、怒ると手が付けられません。実際は暴力に訴えることはしませんが、厳しい言葉で相手を責めたりする意外な一面を持っています。

・負けず嫌い

干支レースで自分は遅いから。と誰よりも早く準備を始めて、誰よりも早く出発して、見事一番に到着したウシですが、それもこれも、このレースに勝つためです。しっかりとした戦略と準備で勝っているので、勝ちにこだわっていたのかもしれませんね。そう考えると、一番の負けず嫌いはウシの方かもしれません。

魔法使 熱 (干支 午)

生まれ日がの方は、魔法使 熱になります。

午の行動エネルギーは

興味のあることに猛進

干支では7番目の到着の午。足が速いとされる午ですので意外な結果です。これは未とともに道草を食っていたからという話があるので、丑に比べると足が速い分真面目さに欠けるとも取れるかもしれませんね。午の特徴に遊び心があるというものもありますから、きっと楽しそうなことを見つけて、レースを中断していたのでしょう。

・エネルギッシュな行動力

行動エネルギーはもちろん早いのですが、それよりもその力強さの方が他のタイプからも一線を画しています。競走馬は「ブリンカー」と呼ばれる目隠しをつけています。これは、諸説ありますが、レースに集中するためにつけているそうです。その強力な行動エネルギーをレースに集中させれば、早く走れるのは当然の話ですよね。魔法使 熱の方も一点集中した時の行動エネルギーは目を見張るものがあります。特に興味のあるものには寝食を忘れて取り組むほどに集中して極めていきます。

・目の前のことに猛進

興味のあることには一点集中でやり込むタイプです。信じる力も強く、誰が何と言おうが自分のゆく道を信じて猛進していきます。ただ、これはやり尽くした。極めたと感じるとその熱を冷ましてしまうのも特徴です。過去に熱中したものは再度熱を込めることはできますが、知らないことに対峙しているワクワク感には到底及びませんので、集中力は続きません。

・行動するときに周りが見えなくなる

何事も一生懸命。分からないことは徹底的に調べる。何かに取りつかれたかのように真っ直ぐに走り続ける姿は、周りが羨望を向けるほどです。ですが、行く道を阻むものや周りが横やりを入れようものなら、烈火のごとく怒ったりします。全身をバネのようにして走る午。急には止まれないし、走っている最中は周りのことは見えなくなるようです。

・誰よりも早く着きたい

分からないことに対して、正直に分からないと言えたり、人に教えてもらうことを臆さないので、一見プライドが高くないのかと思われたりしますが、分からないことを聞いたほうが早いと思っている節があるようです。分からないことがあるのは、進捗に障ります。誰よりも深い知識を最短距離で掴みたいと思っていますので、分からないことを即解決しようとする能力が備わっています。

・他人よりも自分が優先

周りのことも思いやっていないわけではないし、大切に思っていないわけでもありませんが、まずは自分が一番の優先になります。午は、臆病で群れで行動する動物だそうですが、逃げるときは自分が助かることが最優先となるのは当然でしょう。とはいえ、堂々としていて、かっこいいイメージ通り、頼りになる存在の魔法使 熱です。リーダーとしての求心力もあります。

魔法使 尽 (干支 未)

生まれ日がの人は、魔法使 尽になります。

未の行動エネルギーは

周りに同調しながら行動

干支の順番は8番目。午と同じく道草を食っていたということですが、未に足が速いイメージはあまりないかもしれません。イメージとして強くあるのは、群れのイメージですね。たくさんの未を追いかけるために牧羊犬がいたりします。そう考えると、ゴールにまっしぐらというより、目の前の牧草に一生懸命で、群れと一緒にいたら安心して行動を起こすのもゆっくり。追いかけられたり、必要に迫られなければのんびりと過ごしています。干支のレースも午についてゴールしたのかもしれませんね。

そんな未の行動は

・動きは遅いが粘り強い

瞬発力はあまりなく、しっかりと考えてから行動するタイプです。フワフワの毛に覆われて、牙もなく優しそうなイメージのひつじと同じく、柔和なイメージを持たれる方が多いです。ですが、そのフワフワした毛の奥に隠された表情が分かりづらかったり、本心を出すことを本人が嫌うので、その心を知る人は少ないかもしれませんね。とても頑固で粘り強いのがひつじの特徴です。あきらめが悪いとも言えますが、何事も最後まで見届ける責任感の強さも特徴です。

・周りに同調する

行動するときは、周りの反応が気になる気質です。世間体とか近所の目とか、自分の周りだけでなく、世間一般に顔向けできるかどうかも気になります。大きな群れで行動する未だからこそ、群れからはぐれるような行動はご法度と考えてしまうのでしょう。そのため、「みんなやっている」「この業界はこう」とかいう、同調圧力に弱い傾向があります。周りから見れば突拍子もない行動もその業界ではそれが普通とされていると、そこに同調してしまうので、常識的かどうかは測りかねるものがあります。

・行動し始めると周りが見えなくなる

目の前のことに一生懸命になるあまり、周りが見えなくなってしまうこともあるでしょう。牧草を一生懸命食べていると帰宅する時間も忘れて食べ続けてるひつじのようです。犬に帰る時間だと知らされて、せかされて、やっと帰路につくという感じは似ていますね。

・あまり抵抗しない

牧羊犬に追いかけられて、真っ向から反抗するひつじを今まで見たことがありません。魔法使 尽の方も、これがこの場所のルールだと言われると、変だと思いつつ、従ってしまう傾向があります。ちょっと理不尽なことを言われても、ちょっといじめられても、気にせず目の前の草を食べているひつじのように気にません。打たれ強いとか粘り強いとかそういうことではなく、「そういうもの」で片付けて気にしていない可能性は高いです。

・尽くしてしまう

周りのため、人のためと自分を犠牲にしてまで尽くしてしまうことがあります。もちろん、理不尽な搾取には応じませんが、それが当たり前だとされている場合は、粘り強く尽くしてしまうことも。喜んでもらえる場合は自分もうれしく、喜んでもらえていると実感されなくても尽くしている自分は嫌いではありません。でも、あまりも理不尽なことははっきりと嫌だと言える強さも兼ね備えいています。

戦士 閃 (干支 寅)

生まれ日がの方は、戦士 閃になります。

寅の行動エネルギーは

考えるより先に足が動いている

干支の3番目の寅。丑に負けたことを相当悔やんだと記述している話もありましたし、一位になる気満々で走ったに違いありません。ですが、準備と努力には叶わなかったようで、惜しくも3位になりました。寅は基本的には単独行動です。そのため、狩りの成功率は高くないと言われています。獲物を見つけたら、即行動しなければ、獲物を仕留められないので、迷ったり計画を立てることはあまりないのは当然かもしれませんね。しなやかな体にカモフラージュに適した模様。生態系の頂点に君臨する寅に自信がないわけがありません。その自信も行動を臆さない理由の一つでしょう。

そんな閃の行動は

・素早さは一番

フットワークの軽さは12タイプの中でも一番と言っていいでしょう。考えるより先に足が動き行動してしまっている状態です。特に良いと思ったことはすぐにでも始めてしまうので、深夜に部屋の模様替えを思いつけば即実行してしまうのです。

・自分を信じて行動

思い付いたらすぐ行動しているので、失敗するかもという思考は行動した後から湧いてくるものです。何となく、できるかも!と思ったことは大体のことができて、なんだ簡単じゃんと次の行動へ移ります。ですが、思い付きで計画性があまりないので、再現性がないこともあり、前は何でできたの?と頭をひねることも。自分が信じている道をひたすらに進むことで大きなことを成し遂げることができるのです。

・失敗をごまかす

考えなしの行動はやはり失敗にもつながりやすいのです。トラが狩りを失敗しても体をなめて誤魔化すように、失敗はなかったことにしてしまう癖があります。失敗を失敗として捉えず、この方法ではダメなことが分かった!くらいにしかとらえていないこともあります。もっと計画すればしない失敗をするので、慣れてしまっているのかもしれません。

・自分は正しいと思って行動

自分に自信があり、自分はできると信じているので、自分が間違っているとは露ほども思っていません。自分の考えに固執してしまうと、頑固にもなるし、トラの威厳で来られると誰も指摘できないので、厄介です。ですが、失敗をしてしまったり、うまくいかないと分かると、意外と早く考えを撤回する柔軟さを持っています。行動が多く、失敗も多いので、同じ考えに固執することはない様子です。

・人の失敗にも寛大

自分が即行動、多くの失敗と成功を体験しているので、人の挑戦に好意的です。そして、人の失敗にも寛大になれるのがトラのいいところです。人情に厚く、人を応援できるし、励ましもできるので、頼りにされることも多いでしょう。ですが、挑戦しない人や動きの遅い人を見ると、理解できない様子で、なんで?となってしまうことも。行動することに意味があると思っているので、保守的な考え方を理解できないのでしょう。

戦士 勝 (干支 亥)

生まれ日がの方は、戦士 勝になります。

亥の行動エネルギーは

成功まで貪欲に突き進む

干支の12番目の亥。物語には、本当は1位で到着していたのに、その猪突猛進で通り過ぎてしまい、12位になってしまったと記述されているものもありました。中国では猪ではなく、豚で表現されていることもあるようですが、豚と猪は生物学上大きな違いはないそうです。今回は、亥を猪と捉えて説明していきたいと思います。亥のことわざと言えば、前述したとおり、「猪突猛進」です。目標に向かってまっしぐら、他は見えないという意味ですね。この言葉通り、目標に対して、純粋に突き進むのが亥のエネルギーです。

そんな戦士 勝の行動エネルギーは

・意外と慎重で動きは早くない

猪突猛進のイメージが強すぎて、何も考えず猛進するイメージがついて回りますが、イノシシは臆病で人に襲いかかることもめったにないそうです。しっかりと地に足をつけて、考えてから行動する慎重派。午や寅に比べると動きは早くはありません。

・体裁を大事にする

子だくさんで群れを作って生活するイノシシ。家族や周りを大切に思う気持ちは強く、世間体もしっかりと気にします。とてもきれい好きで、見た目にもしっかり気を使っています。周りに悪く思われるのは嫌で、本当の自分をすべてさらけ出すことも苦手です。自分をだしに笑いを取るのも得意ではありません。できれば、かっこいい自分を演出して、羨望のまなざしを向けられる方がいいのです。

・勝ちが見えるまでは慎重

猪突猛進と言われますが、実際は急に止まることも曲がることもできちゃうイノシシ。前も見ずに走って失敗することはありません。むしろ、先々まで考えて行動したいタイプです。その動きが洗練されていればなおよいのです。目標は勝つことなので、勝てる算段が見えるまでは、とことん調べ、下準備も欠かしません。猪突猛進しているということは勝つ算段が見えているということになります。

・勝つまでやりきる

その道が困難でも、周りが何と言おうと、自分が挑んだ勝負には勝つまで諦めません。ですが、本当に勝てないと思うと、その道からは外れてしまいます。そこで頑張っているということは、勝てると思っているし、勝つまでやるという覚悟があるのです。その勝ちにこだわる姿勢が、結局は成功への道になりますので、ある程度自信をもって進みます。ですが、根のところでは自信がないのです。ひょっとしたら、干支のレースで本当は1位だったのに、勝ちにこだわりすぎて12位になってしまったのが影響しているのかもしれませんね。

・常識やルールが大切

群れで行動するからこそ、ルールや伝統はある程度大切にせねばなりません。特に目上の人に対して、軽い口調で話しかけたりする人を見るだけで、嫌な気持ちになったりします。そして、目上の人に対しても少し厳しい目を向けています。上なのだから、しっかりしてほしいとか、尊厳をもって接してほしいと期待しています。尊敬できない人が上に立つと、反骨精神を出してしまうこともあります。強いものが上に立つべきという考え方を持っているのです。

武道家 貫 (干支 申)

生まれ日がの人は、武道家 貫になります。

武道家 貫の行動エネルギーは

常識や世間体を重んじて行動

干支の9番目。申は干支のレースのお話では、ずっとイヌとけんかしていたようです。確かに本気で走ればもっと早く着けそうですが、イヌと何をもめていたのでしょうか。犬猿の仲という言葉もこの干支レースから生まれたようです。そして、それをずっと仲裁していたのが酉です。この申酉戌が桃太郎の物語で鬼退治に行ったという話もあります。サルとイヌがもめていたら、トリはいつも苦労してそうですね。ちなみに、じゅうの診断ではイヌは賢者 魅でトリは忍者 策になります。実際の人間関係に当ててみるといつも揉めてる賢者 魅と武道家 貫とそれを仲裁する忍者 策を想像すると、何となく想像できて面白いので、近くにいる魅と策を調べてみてくださいね。

そんな武道家 貫の行動は

・行動するととても早い

サルというとイメージ的にはじっとしていない、元気なイメージがありますよね。実際は、意外とのんびり屋さんのようで、群れの仲間とぼーっとしていることが多いようです。ですが、行動するととても素早いです。走るのも早いし、飛んだり、つかまったり、行動パターンも多いのが特徴です。気になるとパッと手を出すので、多趣味な方が多いのが特徴です。

・常識や世間体が大切

・上下関係は大切

サルは群れの生き物です。その中で上下関係もしっかりしています。その群れの伝統や血統など、日本古来の家制度をしっかり守るのが武道家 貫の特徴でもあります。親のことや子供のことをしっかり考え、自分がどうするべきか考えています。そのため、自分の行動範囲を狭めてしまう傾向がありますが、群れの中の自分が基本の考えに組み込まれているので、それを窮屈だとは感じないようです。

・突飛なことは避ける

行動するにあたり、周りが反対すること、世間のルールから外れることはしたくありません。古い価値観にしがみつき、変化に弱いのも特徴です。今まで使っていたルールが変更になるなど、新しく導入されたこと自体に警戒心を持ってしまうことも。ですが、おしゃれでもあるので、流行っているという言葉に弱かったりします。受け入れられないときは、流行っていると言ってあげるとよいかもしれませんね。

・集中力があまりない

興味のあることには飛びつく傾向がありますが、それにじっくりと取り組む集中力はいまいち欠けている部分です。それでも、伝統であるとか、自分が取り組むべき仕事であればしっかりと向き合い、最後まで達成する力は持っているので、行動基準はそれがきっちりやるべきものかどうかなのでしょう。趣味はきっちりやらなくてもいいものなので、色々と手を出してしまうようです。

・工夫が好き

取り組むべき課題に対して、困ったことが起きても工夫で乗り越えてしまいます。サルが手先が器用で、人間と同様に道具を使ったり、複雑な思考して問題を解決していくように、できないことに対して、様々なアプローチをしていきます。発想が柔らかいので、他の干支が思いつかないような発想で、困難を解決したりします。それを、遊びのようにパズルのように組み始めれば、達成できることは多くなるでしょう。

・食いしん坊

おさるさんと言えば食いしん坊のイメージがありますね。ボスのサルがまずはいいものを取るので、偉い人が多くの利を得るべきという考えを持っています。男性だと亭主関白な扱いをしてほしいと考えるのかもしれませんね。サルの世界にはお金はありませんが、人間社会では大切なお金。そのお金を大事にするのも特徴です。美味しいものが大好きで、お金も大好きなので、そのために一生懸命行動するのです。

武道家 技 (干支 巳)

生まれ年がの方は、武道家 技になります。

武道家 技の行動エネルギーは

独特の価値観を持って進む

干支の6番目の巳。辰に並んで6番目にゴールしたヘビ。干支になぜ、ヘビやタツが入っているのかちょっと不思議ですよね。ヘビやタツは昔ばなしの中では、金運の象徴とされたり、神の使いとされたり縁起のいいものです。実際にはヘビが苦手という人も多いと思いますが、独自の目線で解説してみようと思います。

・基本的にはゆっくりだが瞬発力がある

ヘビは足がありません。余計なものの例えで蛇足という言葉があります。そう。ヘビには足はいらないのです。足がないので、基本的には地を這う形になりますが、ヘビは獲物に対して飛びかかったり、瞬発力ある動きもします。(予測不能な動きが怖いと感じさせるのでしょうね・・・)しっかりと地道に進むのが基本ですが、やりたいことに対しては急に飛躍するように行動することが武道家 技の方にはあります。

・基本的には単独行動

ヘビは基本的には群れることはなく、単独行動です。多くの人と行動するのは得意ではありません。干支の物語の中でも昔話の中でもヘビが群れて行動を起こしたという記述はありません。マイペースに我が道を行くのが得意なのでしょう。

・独特の価値観を持っている

干支の12種類の中でも他の4足の動物たちと比べると、辰と並んで変わり種のように感じる存在です。ですが、だからと言って、すごく違和感があるわけではないのです。その独特の立ち位置がそのまま気質として発揮されています。周りとは一線を博した価値観や物の味方で行動を起こします。その独特感に周りは魅了され、目が離せないのです。

・世間や周囲を観察するのが好き

普段は穴や茂みに隠れてじっとしていることが多いヘビ。あまり活動的ではありません。その代わり、世間をしっかりと観察しています。周りの人はどうしているのか、何を考えているのか、観察するのが大好きです。だから、噂話も大好き。周りの観察をすることで価値観を更新している部分もあるようです。

・他人は他人。自分は自分

周りを観察して新しい価値観や情報を仕入れて、七色に変化をするのかと思いきや、自分のアイデンティティを大切にします。周りのことが気になっても、結局は自分は自分。他人は他人。と割り切って考えることができます。意外と頑固で自分の考えに固執すると、結局昔ながらの方法で行動を起こしてしまうようです。

賢者 魅 (干支 戌)

生まれ日がの方は、賢者 魅になります。

賢者 魅の行動エネルギーは

動きは早く、じっとしない

干支の物語では11番目に到着したイヌ。サルとずっと喧嘩していて、到着が遅くなってしまったようです。サルとトリとイヌは喧嘩したり仲裁したりしながら、ずっとドタバタ劇を繰り広げていたようで、想像すると面白いですね。ちなみにイヌは出てくるけどネコが出てこないのは、ネコがネズミに騙されて、干支レースに出場しなかったせいだと言われています。もしネコがいたら、イヌはもっと大騒ぎだったかもしれません・・・。

・動きは早く、じっとしない

イヌと言えば古来から人の近くにいて、なじみの深い動物ですね。ことわざもたくさん存在します。そんなイヌですが、行動は早く、直感的だと言えるでしょう。番犬としても役割を与えられてきたのは、すぐに行動できる瞬発力と勇気があるからでしょう。物怖じしない態度は、賢者 魅の方も持ち合わせています。ただ、じっと待つことは苦手なようで、果報を寝て待つわけにはいかないと、自分から迎えに行ってしまいます。

・欲求を重んじる

行動動機はやりたいかどうか。それに尽きます。人に喜ばれるとか、しておいた方が得だとか、そういう感情は後回しです。まずは自分の心に正直に行動するのが一番です。そして、やりたいことをやっているときは本当に楽しそうで、周りもほっこりするほどです。

・やりたいことに従順

イヌと言えばとても従順なイメージですよね。それはやりたいことに対しても同じこと。自分がやりたい!と思うことに対して、とても純粋に気持ちを向けて、やり抜く力を持っています。同じことを長年やることで、その道のプロになる方も多いです。それは血のにじむような努力というよりは、楽しくやっていたらここまで来ていた!という感覚のようです。

・周りに賛成、賛同してもらいたい

自分がやることに対して、周りが応援してくれるかどうかも行動の熱に違いが出るようです。周りが賛成してくれる。賛同してくれる。ということは力が入ります。さらに賞賛してくれたり、応援してくれるとさらに力が増すのが特徴。まるで、イヌが飼い主に褒められたいと思って行動するのに似ているのかもしれませんね。

・気が付くと周りが応援してくれている

行動して、成果を上げて、さらに行動してと熱中している間に、いつの間にか大輪の花が咲いているという得な行動力の持ち主です。そして、人懐っこい性質やひたむきな姿が周りの好感を得て、いつの間にか周りがファンになっていたり、応援してくれる人がついてくれたりします。周りに人が集まるので、どうしても周りに影響されやすく、いつの間にか方向性が変わってしまうこともありますが、欲求が道を教えてくれます。

賢者 巧 (干支 卯)

生まれ日がの方は、賢者 巧となります。

賢者 巧の方の行動エネルギーは

マイペースに行動。脚力がある

干支のレースの4番目。ウサギは、マイペースにぴょんぴょんとゴールを目指したようです。他の速そうな動物たちを差し置いて4番とはすばらしい結果ですね。ウサギは他の動物が周りに影響されたり、性質が邪魔をしたりする中で、一番マイペースに行動できた結果でしょう。この「他に影響されないマイペース」がウサギの最大の特徴と言えるでしょう。

・マイペース

ウサギはとても臆病な動物で、群れで行動する種類と単独で行動する種類がいるようです。どちらにしてもしっかりと自分のテリトリーをもって周りとの距離を大切にしているようです。自分のペースを乱されるのは苦手で、自分のテリトリーに入ってこられるのも苦手。できれば、そっとしておいてほしいのが本音のようですが、ほんわかしていてかわいらしいので、自然と人気者になってしまうようです。

・周りを見て行動

マイペースを守るウサギですが、しっかりと周りと同調することも忘れません。ウサギはとても弱い動物です。多くの捕食者がいる中で生活しているので、周りを警戒して、目立たぬように行動する癖があるようです。あまり目立って、リーダーシップを発揮するのは向いていないと感じます。できれば、縁の下の力持ち的な存在である方が心地よいようです。

・自分の世界観を大切にする

周りをしっかり観察して目立たぬようにしていますが、自分の世界観はとても大切です。特に自分のテリトリーでは自分が一番の存在として振舞うでしょう。臆病で控えめかと思いきや、慣れた環境ではしっかりと自分らしさを発揮します。家族や仲間の前で強い態度に出てしまうのは安心している証拠ともいえるでしょう。

・寂しいのはいや

ウサギは寂しいと死んでしまうというのは嘘のようですが、ウサギを飼育するなら一匹より数匹でというのが専門家の意見のようです。すると寂しくて元気がなくなるのは本当でしょう。ウサギは群れで暮らす場合、多い時は数百頭の群れを形成することもあるようで、自分のテリトリーを守りながらの群れの生活を体現している動物なんだそうです。そんな多くの個体がいても平気なウサギは、やっぱり人恋しくなるようですね。好きな人は何年たっても好きなものは好きという独特の恋愛観も持っていて、人間関係においても独特の世界観を持っているのが特徴です。

忍者 純 (干支 辰)

生まれ日がの方は、忍者 純になります。

忍者 純の行動エネルギーは

慎重に見えて突飛

干支レースの5番目。干支の中でも唯一の架空の動物である辰。架空ですが、龍という存在は、世界各国で絵としても残されており、神話の時代には欠かせないものともいえるでしょう。ひょっとしたら、昔は龍が本当にいたのかもしれませんね。そうだとしても、龍の存在感は特別です。きっと他の動物となじむのは大変だったでしょう。本気を出せば、丑さえも追い抜いて1番になれたと思うのですがあえての前半戦にぎりぎり食い込む感じも辰らしいですね。架空の動物である辰を独自の目線で解説します。

・慎重に見えて突飛

大きな口に大きな体。本気を出せば空を飛び、火を吐いちゃうかもしれない、他の追随を許さない存在感の辰。そんな周りと違う自分を隠さねば!と考えているのか、頑張って、地上で周りの動物と同じようにレースに参加することを選んだのですから、その時点でなんだか優しいやつなんだろうなと感じます。そんな辰の行動は常に慎重です。周りから変な奴だと思われることはやりたくない。その割に、行動を始めると、周りがびっくりするような突飛な行動に出てしまうのが辰の特徴です。

・周りが喜ぶことをしたい。何事も相談

基本的には嫌われたくないし、はみ出したくないので、何をするにも周りの目が気になります。自分がどうするべきか決めかねて、周りに相談します。いろんな意見を聞いて、一時はその考えに染まるのも辰の特徴です。基本的には、周りを喜ばせることをしたいので、自分の意見より、世間一般の常識や周りの意見を尊重したいと考えるようです。実際、従順に周りの意見に染まって行動して、違和感いっぱいになってしまうこともあります。

・突飛な行動

周りに相談して、その意見に乗っかって進むのかと思いきや、急な路線変更や独自の解釈で、周りの意見とは違う方向へ進みがちです。そりゃそうです。本人は気が付いていませんが、空も飛べて、すごいエネルギーを持ち合わせているのですから。行動の末に本人も思っていなかったような結果を招くのも辰の人の特徴です。

・センスがある

自分に自信がなくて、多くの人の前で何かをするのは苦手ですが、じつは多彩なセンスの持ち主だったりします。本気を出せば色々な分野で活躍できる実力を兼ね備えているということですが、本人が気づいていないのが一番残念なことです。自分を信じる力が足りないのです。

・周りからかわいがられる

最初こそ不思議な存在として周りから見られますが、一緒に過ごしている間に、そのキャラクターに惹かれる人が多いでしょう。頑張っている姿を応援したいのもありますが、どちらかというとほっておけない雰囲気を持っているのです。いじられキャラになったりするのですが、それもあんまり気が付いていないのがさらにかわいがられる要因だったりします。

忍者 策 (干支 酉)

生まれ日がの方は、忍者 策になります。

忍者 策の行動エネルギーは

地に足がついているが、きっかけで飛ぶ

干支のレースでは、10番目の到着のトリ。酉があらわすのは、ニワトリだと言われています。干支の物語に出てくるのは古来より、人間と助け合って生きてきた動物が多いですが、ニワトリは世界各国で富の象徴として扱われています。干支の物語によると、イヌとサルが喧嘩ばかりするので、仲裁していたとのこと・・・。レースに集中していれば、本気を出して飛んでいればもっと早く着いたかもしれませんね。だけど、喧嘩をしているイヌとサルをほっとけなかったなんて、本当にいいやつです。ちなみに、干支の物語で空を飛べる(?)のは辰と酉です。この辰と酉が一番相性がいい関係になります。

・地道に行動

トリ(ニワトリ)は、羽が付いているのにほとんど飛びません。むしろ、地上で地に足をつけて行動しています。群れで行動し、常に周りを警戒しながら、助け合って暮らしているようです。脳みそは大きくありませんが、知能が高いという論文が発表されているようで、言語のような感覚で鳴き声を変えているとのことです。そんなトリ。常に考え、周りを気にしながら地道に行動します。コミュニケーションを大事にしているのも特徴の一つです。

・正しいことを選択しながら行動

クルクルと変わる状況に対して、柔軟でなければ生き残ることはできませんので、常に正しいことを選択したいと考えています。環境や状況が変われば、対応が変わるのは当然と考えているので、頭が固いということはありません。そして、選択を放棄することもあまりなく、自分のゆく道をしっかり考えることができるようです。ただ、新しいことが好きで、前にやっていたことを忘れがちなので、トリは3歩歩くと忘れるというのは、大げさではありますが間違いではないのでしょう。

・周りをよく観察

トリは飛ぶことが得意ではなく、捕食者に狙われやすいので、常に周りを警戒せねばなりません。そして、仲意識も強いので、自分だけが助かるというのは良しとしないようです。自分も仲間もすべて良しであることが目標ですので、そのために周りをよく観察する必要があるのでしょう。仲間を大切にするので、自然と人気者になるトリの性質には納得ですね。

・情報交換を欠かさず気が付けば噂話

トリと言えば、おしゃべりなイメージがありますよね。声色を変えて、情報交換をしています。人間の言語のように鳴き声でコミュニケーションをしており、情報交換することで、周りのことをよく知ることもできます。たくさんのコミュニケーションをする中で、噂話もします。想像力が豊かなので、ついつい想像で話をして、噂話を大きくしてしまうこともあるみたいですよ。

・きっかけ次第では飛ぶ

温厚で仲間を大切にするトリですが、いざというときはしっかりと戦う力も持っています。親鳥は小鳥が襲われたときは身を挺して、子供を守ります。ニワトリもいざというときは羽を広げて飛ぶそうで、家の屋根くらいまでなら飛ぶそうです。普段は地道に地に足をつけて、戦わない姿勢ですが、きっかけ次第では大きな敵でも困難に感じることでも思い切って飛び出していくのです。これを繰り返せば、自分では思ってもみなかった場所までいつの間にかたどり着いていたなんてことが起きそうですよね。

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