勇者の取扱説明書
こんにちは!juuです。
お待たせしました。勇者の取扱説明書です。
目次
勇者の基本性格
勇者と言えば冒険物語の主人公ですよね。じゅうの診断でも輪の中心を担うのが上手な人と言えます。努力家で興味のあることは自分から勉強できる人です。周りの人を観察し、その人を生かす方法を考えるのも上手で、自分のアピールも忘れない根っからのリーダー気質です。一方で、物事を完結させたり、決断したりすることが苦手です。100点をはじめから取りたい優等生の気質が行動の邪魔をしています。
言われたことを素直に受け止める表タイプです。思い立ったことはすぐやりたいと考える直感型と見せかけて、負ける勝負はしたくないとあれこれ思考する混合タイプと言えるでしょう。結果を求める成果型。やると決めたら周りにやってもらうか、追い詰められて自分でやる攻めタイプです
行動や発言を見ていると、あれこれと手を出しているように見えますが、そばに必ず人がいるのが特徴です。お世話をしてくれる人や心配してくれる人、賛同してくれる人がそばで動いてくれています。発言の勢いがいいので、周りから賛同を得られ、物事が自然と進んでいく感じです。本人は何もしてなかったとしても、手柄は勇者のものだったりするので、それがあだとなり人間関係を崩すきっかけとなります。
どのように仲良くなる?
頼りにされたり、相談されることが多く、本人もそのことを自覚しています。自分より上からものを言われることがあまりないので、上の人でも臆することなく接することができます。人を集めるのが好きですから、こちらから寄っていけば拒否されることはありません。ですが、勇者にアドバイスをしようと思ってはいけません。素直な性格なので話を聞いてはくれますが、その通りにはしようとしませんし、口うるさい人は苦手です。どんなに言っても改善しないのは、それが自分の考えではないからです。あくまで自分の考えであることが大切なので、勇者の言葉を借りて話を進めていくといいでしょう。みんなと仲良くなりたいと発言していたなら「あなたはみんなと仲良くしたいと言っていたので・・・」など、工夫をして話をするといいでしょう。
響く言葉
好きなことに対して知識を深くするのが好きです。わざわざ習いに行ったり、資格があるものは資格も取得したいと考えるでしょう。「詳しいですね」「本当にお好きなんですね」と知識について褒めると嬉しいと思います。自分の考えには自信を持っているので、あなたの考えだと思わせるような発言も効果的です。「以前●●さんが言ってた通り」「おっしゃる通り」などです。この言葉は要求を通したいときも効果的です。「あなたはきれい好きと言っていましたよね」など本人の発言を繰り返すことで、自分の意見だと感じると動いてくれるでしょう。目の前のことが優先なので、少し前のことでも忘れてしまいがちです。そのことに怒られると気分を害するので、忘れてるよ!ではなく「次はこれをやってください」と言ってみましょう。少し忘れっぽいところもご愛敬です。
喜んでいる時
うれしいときほど、その経過を話したがります。武勇伝を思う存分語って、喜びをさらに大きなものへと変えるでしょう。周りと協力してあげた成果ほどうれしいものはありません。大きな喜びを次につなげようと新しいアイディアもどんどんと生まれてくるでしょう。さらに雄弁になり、上機嫌です。周りの人を招いてパーティーを開くのも好きです。お祝いだと言って、たくさんの方と交流していきます。自分の幸福も人の幸福も分かち合い、幸せを大きくするのが上手です。
怒っている時
正義感が強いので、悪事を許してはおけません。周りと共有し、自分の考えを表明していきます。怒りの裏側に恐怖が隠れていることが多いです。自分の価値観が侵されたり、プライドが傷つくことは避けたいので怒りの感情を前に出して防衛を図っているのです。怒ることで周りをコントロールすることに成功してしまうと、怒りを面に出すことがデフォルトになってしまう人がいます。つねに怒っているように感じる人は周りを良くしたいという感情の裏側だったりするので、素直に言い方が怖いとか、もっと優しく言ってとお願いすると意外とすんなり変わってくれたりします。
悲しいとき時
いつも以上に行動量が多くなり、カラ元気を出して自分を鼓舞しようとします。全然平気と無理をして笑っているのが周りから見ても分かります。でも、落ち込んで悲しみに暮れるほうが、もっと悲しさを助長すると思ってしまうので、素直に悲しむことができません。自分の心を許した人の前でだけ、ひっそりと悲しみを告白するでしょう。ですが、勇者はプライドが高く、快活な自分を愛している部分があるので、なかなか素直には人には悲しみを出すことができないので、夜寝る前に一人悲しみに溺れてしまうのが心配なところです。愚痴が多くなったり、無駄に忙しそうにイライラしている時は悲しみが隠れている可能性があります。
困っている時
困る前に人に頼ることができる気質のため、どんなピンチも何かと切り抜けられる人ですが、誰も助けてくれない状況になるとほとほと困ってしまいます。たまに、意地を張って孤独になる道を自ら歩もうとしますが、すぐに困って周りと共存する道に戻ってくるでしょう。周りが自分に共感してくれなくなると困ることは承知なので、周りへの気配りを忘れません。わがままが過ぎて、誰も自分の味方をしてくれないと感じると、困った行動を自らおこしてしまうこともあるでしょう。勇者をほっておくと周りが困ることになるので、結局勇者をフォローする人が現れます。
恋をした時
恋はストレートです。自分のことを分かってくれる、お世話を焼いてくれる人が結局相手になるのですが、直感勝負なところがあり、合う人に出会うまで色々な人と関わって恋をします。ステータスや立場はあまり関係なく、顔が好きになるときもあれば、性格が好きになるときもあれば、生き様を好きになることもあるでしょう。ルールなしの直感なので、相手にする人の法則性がないのが特徴です。恋をすれば、臆することなくアプローチができますが、周りの目をかなり気にします。自分が好きでも相手が周りから人気がない方だと隠したがるでしょう。本気になるほどにステータスを気にして、相手を選ぶようになります。
結婚した時
主導権は自分が握りたいし、自分の理想を押し付けてしまうことがあります。家族と言えば群れなので、やはりリーダーとして家族を良い方向へ導きたいと一生懸命になるでしょう。家族とはこうであるべきと、自分にも家族にも役割を与えます。それがかえって窮屈になることもありますが、統率を取ってくれます。結婚相手には思いっきり甘えたいと考えます。なんでもやってあげたいし、その代わりになんでもやってほしいのです。それは役割的なことも含まれるので、相手となる人はどんな理想を抱いているのか、確認しておく必要があるでしょう。家族というカテゴリーには役割を求めるということを忘れなければお互いに不満を抱くことが少なくなるでしょう。
勇者と勇者の相性
お互いに頼りになる存在として認めあう一方、ああはなりたくないと思う存在だったりします。お互いにやりたいことが同じだと、どちらが舵を取るかが問題になってきます。お互いに役割が違う場合、例えば家族などでしたら、お互いが感覚が似ている分仲良くなれるでしょう。依頼心の強さがお互いに負担になり、結局は独立した関係を自然と築くことがでますが、心が満たされないことは否めません。勇者はやっぱりお世話をしてくれる人がそばにいたほうが安心できるようです。
魔法使と勇者の相性
勇者の閃きに魔法使もワクワクしますし、勇者の人脈にも注目しています。困ったことは勇者に相談することで前に進むと思うことができるでしょう。ただ、「一緒に」何かをするに関しては、勇者は口の割には動かないと気付いて、途中で勇者を置きざりにしてしまいます。ですが、必要な時には勇者の力を借り、勇者を立てることもできます。行動スピードの違いや物事への熱の入れ方が違うだけで、リーダーを担ってくれる勇者を頼りにしています。魔法使の奔放さを勇者が咎めると、関係は一気に冷えてしまいます。魔法使のフォローをすると心に決めれば、上手くいく関係です。
戦士と勇者の相性
お互いに表タイプで、思い立ったが吉日で価値観は合いますが、勇者の思う通りには戦士は動いてはくれないでしょう。リーダーとして、コントロールしようとすると関係は悪化してしまうかも。指示は短く出し、経過をしっかりと見極め、戦士の素晴らしさをしっかりと認めてあげましょう。どれが欠けても戦士とはうまくいかないかもしれません。それどころか、勇者のダメなところを戦士が気付き、ストレートに注意してくると勇者のプライドは傷ついてしまいます。戦士は単純なところがあるので、素直に思ったことを褒め、相談をするようにすると関係が悪化することありません。
武道家と勇者の相性
勇者の真面目できっちりとした性格を分かってくれる相性です。勇者が100点を目指して尽力しているのも武道家だけは理解ができます。勇者がやりたくでもできないチャレンジ精神を持って活躍してくれるでしょう。いつも明るく楽しくいたい勇者にとって、武道家のひょうきんなところも好感を持つことができます。時に真面目に叱ってくれたり、困ったことに対して打開策を提示してくれる武道家は勇者にとって頼りになる存在です。ですが、どちらが上とか下とか立場的な話になると途端と関係はぎくしゃくしてしまいます。礼儀礼節が大切ですが、お互いに人として尊敬できる関係を築くことが良好な関係を保つコツになります。
賢者と勇者の相性
賢者にとって勇者は舵を取ってくれる頼もしい相手であり、面倒を見てくれる存在として認識されているでしょう。お互いに依頼心が強いので、ギブアンドテイクができるのも良い点と言えます。賢者は行動量が多いので、勇者は羨ましく感じるかもしれません。賢者は誰からもかわいがられるので、勇者は羨ましく感じるかもしれませんが、同じように振舞っても賢者にはなれないのです。賢者は持ち前の甘えん坊の気質をもって行動し人脈を作ります。勇者は持ち前のけん引力と統率の気質を持って人を集め人脈を獲得します。似ているようで全く違うのです。お互いの力が合わされば、質の違う人が集まることができます。お互いの価値を分かりあって仲良くしましょう。
忍者と勇者の相性
忍者にとって勇者は輪の中心を担う人で貴重な存在ではありますが、同じリーダーの気質を持つものとしてはもっとしっかりしてほしいと思うシーンが多いでしょう。忍者としては自分は2番手に回り、あれこれと舵を取るのが楽だと感じるのですが、勇者がリーダーとは名だけで、全て忍者に甘えてしまうようになると、忍者は負担に感じたり、勇者への不信感が募ってしまいます。忍者がそれだけよく気が付き、なんでもやってあげてしまうので、勇者が甘えてしまうのですが、忍者は甘えてほしくはないのです。あえて、忍者は勇者を立てて盛り上げようとしますがそれは逆効果です。思い切って、まったく別の役割を振ることで上手くいくでしょう。